豊橋市城下町の古民家が米国に移築される話が進んでいる。現在、建築関係者が来日して準備作業を進めている。
米国で日本の民家を建てたいという顧客の要望に応えようと現地の建築関係者のアダム・ミラーさんが、設計士ジェス・エリオットさんと一緒に来日した。ミラーさんは新城市の戸田工務店などが昨年催した古民家のモニターツアーに参加していた。
戸田工務店は国内外へ古民家移築の実績があり、田原市の知人を通じて豊橋市城下町の家屋を仲介した。
木造2階建てで、築75年の家屋は、屋根裏部分に太さと長さがあるマツ材の小屋組みが施されている。柱はケヤキ材を使っている。ミラーさんらは建物内に入り、各部にマーキングした。3月中旬までに商談を進めるという。
戸田工務店の戸田桂一郎社長は「日本では空き家となって朽ちていき、解体費用もかかってくる。異国の地で再利用されることはうれしい」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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