豊橋市内でロケがあった映画「太陽がしょっぱい」の舞台あいさつが22日、同市の映画館「ユナイテッド・シネマ豊橋18」で開かれた。主演の重松りささん、監督の西川達郎さん、プロデューサーの内田英治さんをはじめ、主要俳優ら12人がロケの思い出などを語った。
2023年8月に桜丘高校、真福寺、廣福寺、豊橋駅南口駅前広場、伊古部海岸など約10カ所で撮影した。エキストラ約50人も協力した。
外見や容姿で人を判断する「ルッキズム」をテーマにした青春コメディー。由緒正しき寺の娘である豊橋の田舎で育った高校生の河合美波(重松さん)が中学生の同級生、花怜の動画を見つける。花怜はぱっちり二重まぶたに大変身していて、キラキラモテ女になっていた。自分も整形をしたいと家族に打ち明けるが大反対される。美波は整形に向けて行動を起こし始める中、さまざまな価値観が交差し物語が進んでいく。豊橋の場面があちこちで登場する。
重松さんは「豊橋の皆さんに支えられて完成した映画です。エキストラの皆さんが温かく、いろいろな話をしたことも思い出です」と述べた。西川さん、内田さんは「亡くなった鈴木恵子さんをはじめ、フィルムコミッションの皆さんの協力に感謝しています」と話した。ほかの出演者たちも各場面の思い出を語った。同映画館で3月上旬まで上映予定。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
週間ランキング
【倒産】豊橋の「ケイワークス」はどんな企業?急成長の裏側に手作り家具と高性能バッテリー 豊橋ケイワークスが破産申請 メーカー不正認証も影響か 倒産直前に市と防災協定 豊川のプリオにロピア初出店へ ビッグデータで農作物生育管理 【豊橋新アリーナ】解約事由で事業者と隔たり 市議会質疑で見えた認識の違い 豊川稲荷門前に「門前テラス縁福」が12月オープン 着工前に地鎮式 【動画あり】人や物、夢をつなぐ国道23号名豊道路が全線開通 通行止めの長篠橋 新城市が撤去後に架け替えしない方針 【市長選ビラ問題】豊橋市議会5会派が再び緊急質問、期限内に長坂市長の回答なし 【豊橋新アリーナ】市議会4会派が市民向け説明会初開催 定員上回る200人参加日付で探す