豊橋善意銀行60周年記念式典、500人で節目祝う

2025/03/09 00:00(公開)
あいさつする荒木理事長

 豊橋市の公益財団法人「豊橋善意銀行」の「創立60周年記念式典」が8日、同市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開かれた。来賓、関係者、ボランティアら約500人が節目を祝った。

 

 1964年に創立。「寄付金の受け入れと活用」「物品の受け入れと活用」「ボランティア登録と連絡斡旋」を3本柱に、市民からの善意を福祉につなぐ「かけ橋」としての活動に励み、昨年7月で60周年を迎えた。

 

 藤ノ花女子高校マーチングバンド部の演奏とダンス、TEM合唱団によるコーラスなどで式典が幕開け。

 

 荒木義夫理事長は「一つの善意が集まり善意の輪を作る。それを善意銀行が支え、60周年が迎えられた。尊い善意のお金は18億8900万円にのぼり、物品寄付は4万2400、ボランティアの数は23万9500人。苦しいこともあったが、多くの先輩にお助けいただいた」と振り返り「今後ますます大変な時代になる。お力添え、思いやりや助け合いが必要」と変わらぬ支援を求めた。

 

 続いて顕著な協力者への顕彰があり、「60周年特別表彰(1個人3団体)」「表彰状(12個人47団体)」「感謝状(160個人281団体)」の代表者に荒木理事長が「ともしび楯(たて)」を手渡した。60周年委員会の永田強委員長による記念事業紹介、「とよはし高校生ボランティアハートネットワーク協議会」による活動発表もあった。

 

 式典後はCOCO壱番屋創業者でNPO法人「イエローエンジェル」理事長の宗次德二さんによる「私のカレーなる人生」と題した記念講演があった。

顕著な協力者の表彰も
式典に花を添えた藤ノ花女子高校マーチングバンド部
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

田中博子

 愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。

最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 虹の森 光生会 藤城建設 さわらび会 蒲郡信用金庫
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国