県立田口高校林業科3年生8人のアイデアを採用した積み木が完成した。17日、製作に携わった設楽町内の業者が田中和宏校長に披露した。
県の「東三河振興ビジョン2030」の重点プロジェクト「森林・林業の魅力伝道事業」の一環で、1月から積み木の商品開発に取り組んでいた。
「地域文化」を学ぶ生徒が、町内で木材加工と皮革品を製作する青山和志さん(53)に「インテリアにも活用できるようにしたい」や「数字やローマ数字を入れたい」などのアイデアを出した。
積み木は18㌢四方、高さ6㌢の箱に収まる16ピースだ。演習林で生徒が伐採したスギとヒノキを用いて木目だけでなく香りも楽しめるようにした。青山さんは「積み木に穴を開けてペンスタンドや一輪挿しのインテリアとする発想が素晴らしかった」と報告した。
田中校長は「木を育てて木材とするだけでなく、製品づくりにも取り組めて有意義な活動でした」と話した。
新年度以降は積み木の販路などについて新3年生が考えるという
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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