豊橋市雲谷町の喫茶とギャラリー「くろねこ」で、市内の森下芳信さんの写真個展「フォトスタジオ港猫社の名カメラにゃん」が開かれている。13日まで。
市内で「清川銘木工業」を営む傍ら写真撮影に励む。豊橋市民展で入賞を重ね、県内外で精力的に個展を開く。くろねこでの発表は3回目。
店が5月で2周年を迎えたことから、店名に合わせ「猫」をテーマにした。新作を中心に21点を並べている。撮影地は浜松市や磐田市、伊良湖岬や静岡の北川港、韓国など。自然の中にたたずんでいたり、屋根や車の下に潜ったりする猫たち、猫カフェで出あった猫などの愛らしい姿を色彩豊かに活写した。個展名にもつながるメインの作品は、漁港でカメラに集まる猫たちの姿を切り取ったもの。ちょっとした工夫で、猫がシャッターを押しているようなユニークな作品に仕上げている。
「国内外の猫たちの姿を楽しんで」と森下さん。会場では作品の人気投票も行っている。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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