参院選愛知選挙区候補者で、れいわ新人の辻恵氏が10日夕、豊橋駅前で演説した。
辻氏は「政府は消費税を上げ続けて景気回復を阻み、法人税を下げる。既存の野党は与党と談合している。れいわ新選組が国民の暮らしを守る」などと訴えた。
続けて参政党について「代表が『終末期を迎えた患者の延命措置に金を出さない』と言った。金のない高齢者は死ねということか。女性は高校を卒業したら３人の子を産めとも言った。戦前の女性蔑視と同じだ。危険な政党だ」と批判した。
また、新アリーナについても言及し「反対に丸をつけるしかありえない選択だ。豊橋公園の緑を切り、特定事業者だけをもうけさせようとする。市民にはなんのメリットはない。手続きも不透明だ」などと主張した。
参院選愛知選挙区で立候補した減税の田中克和氏が10日夜、豊橋市の「アイプラザ豊橋」で演説会を開いた。推薦する日本保守党の河村たかし、竹上裕子の両衆院議員らが駆け付けた。
消費税ゼロやガソリン暫定税率の廃止など減税を柱とする三つの主要政策を訴えた。減税策については「国や行政機能より先に国民の生活を守るべきだ。コストプッシュ型のインフレにつながるガソリンの暫定税率はなくさないといけない」と主張した。
ほかにも、増える子どもの自殺防止へ学校でのスクールカウンセラー常駐やキャリア支援教育の充実を挙げた。
田中氏はこれらの政策実現に向けて「企業団体献金を廃止すべきだ」と訴えた。
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