県養鰻漁業者協会の会長らが15日、大村秀章知事を表敬訪問し、県産ウナギをPRした。19日と31日の土用の丑(うし)の日を前に、ウナギの出荷は最盛期を迎えている。
表敬訪問したのは協会の田中三千雄会長(一色うなぎ漁協組合長)、花井章浩副会長(豊橋養鰻漁協組合長)、豊橋市の稲田浩三副市長、西尾市の近藤芳英副市長。
大村知事は「ウナギは県が誇る特産品。皆さんのおかげブランド化は確立しています。長年の努力で品質の高いウナギを生産していただき、感謝申し上げます」と話した。
2024年の県のウナギ生産量は3782㌧。鹿児島県に次いで全国2位で全国シェアは23%。県内では西尾市、豊橋市などで117経営体が国の許可を受け、ウナギ養殖業を営んでいる。
県は2021年度に一色うなぎ漁協などと共同で、身の固い雄に育つウナギを大きくても身の柔らかい雌に育てる技術開発に成功。「あいちの、おおきな、おいしいウナギ」の頭文字を取って「葵(あおい)うなぎ」と命名している。
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1959年東京都生まれ。山田一晶編集長に声を掛けてもらい、2024年5月に入社した。それまでは別の新聞社に勤務し、名古屋、岐阜、東京などで記者をしていた。事件取材が長かったが、東京では食文化、社会保障といった分野の取材も経験。介護など生活に密着した記事の重要性を実感した。趣味は街歩きと山歩き。東海道五十三次を歩いている。目標は東京―京都間の完歩。テント泊の登山にも憧れているが、三河の低山巡りがメイン。ミステリー、歴史小説を愛読。名古屋支局で愛知県政を担当している。人口減少、地域活性化の課題などを取材しながら、東三河の魅力を発信していきたい。
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