【三遠】シーズン前哨戦、川崎に勝利 新戦力のデイズ選手躍動

2025/09/02 21:05(公開)
チーム最多24得点のデイズ選手 ⒸSAN-EN NEOPHOENIX

 プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は8月31日、川崎市の「東急ドレッセとどろきアリーナ」で「川崎ブレイブサンダース」とのプレシーズンゲームに臨み、85対73で勝利した。今季初の対外試合を白星で飾った。

 

 第1クオーター(Q)は、大浦颯太選手の深い位置からの3点シュート(3P)で先制。その後も、デイビッド・ヌワバ、ヤンテ・メイテンの両外国選手による3P攻勢で引き離す。終盤にはヌワバ選手によるダンクシュートが決まり、28対13で終えた。第2Qは川崎に追い上げられたが51対38。第3Qは一時8点差とされるが、新戦力のダリアス・デイズ選手が3本の3Pを沈める活躍。最終Qは再び追い上げを許したが、三遠が逃げ切った。

 

 デイズ選手がチーム最多の3P4本を含む24得点。メイテン選手が21得点、ヌワバ選手が14得点と続いた。若手の湧川颯斗選手は11得点、5リバウンド、4アシストと存在感を見せた。

 

 大野篤史ヘッドコーチ(HC)はデイズ選手について「自分でやりたい姿勢が多かったので、そこをどうフィックスさせていくかが課題。コート上で誰よりも声を出してくれているので若い選手には良い手本だと思う」と評価した。

 

 湧川選手は「夏から取り組んできたことを表現することを目標にやってきたなかで、攻守で課題もありつつ、収穫もたくさんあった良い試合だった」と語った。

 

 三遠は14~15日に豊田合成記念体育館で行われる「愛知セントラル杯2025」に出場する。開幕節は10月4~5日の2連戦。「おおきにアリーナ舞洲」で昨季西地区4位の「大阪エヴェッサ」と対戦する。

攻守で存在感を見せた湧川選手 ⒸSAN-EN NEOPHOENIX
ヌワバ選手 ⒸSAN-EN NEOPHOENIX
3点シュートを決める吉井選手 SAN-EN NEOPHOENIX
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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