「第107回全国高校野球選手権大会」に出場した豊橋中央高校の選手らが4日、豊橋市役所に長坂尚登市長を訪問した。
愛知大会では準決勝で愛工大名電、決勝は東邦を破り春夏通じて初の甲子園切符を手にした。豊橋勢としては74年ぶりの快挙だった。初戦の日大三(西東京)戦に2対3で敗れたが、今大会準優勝の強豪をあと一歩まで追い詰めた。
市役所を訪れたのは、主将の砂田隆晴選手、髙橋大喜地投手、松井蓮太朗選手、萩本将光監督、杉浦浩二部長、高倉嘉男校長、鈴木正教育後援会会長。市役所入り口に詰め掛けた職員や市民らに大きな拍手で出迎えられた。
砂田選手は「1勝できず悔しかった。引き続き野球部の応援お願いします」と話した。萩本監督は「子どもたちの姿が大声援につながった。一生懸命なプレーは人の心を動かすと改めて分かった」と語った。長坂尚登市長は「これほど豊橋が一つになった出来事はなかった」とねぎらった。懇談後、髙橋選手が父直伝でプロレスのアントニオ猪木さんが決め技とした「コブラツイスト」を長坂市長にかけた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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