任期満了に伴う新城市長選(10月26日投開票)に、同市議のカークランド陽子氏(51)が5日、出馬する意向を表明した。「課題解決に向けて、挑戦し続けたい」と述べた。
千葉県出身。2015年にロンドンから父の出身地の新城市に引っ越した。21年の前回市議選で立候補者のうち最多の2102票を獲得して初当選した。「人口減少という全国共通の課題がある。新城には自然と歴史、人材という『三宝』の良さがある。挑戦する気持ちとリーダーシップが必要だ」と述べた。
10月19日の市長選告示まで市議を務める方針という。一方、これまで党員として活動した参政党は8月で離党した。「自治体運営では政党色を打ち出すものではない。完全無所属で立候補したい」と述べた。
現職の下江洋行氏に次いで2人目。選挙戦になることが濃厚となった。前回市長選(21年10月31日投票)は無所属新人2人が立候補。投票率は72・62%だった。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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