田原市は、マイナンバーカードで市内3図書館の蔵書を借りられるサービスを始めた。図書館利用カードの登録情報をマイナカードと共有。健康保険証などと併用頻度が多い人の利便性を高める。東三河の公立図書館で初、県内でも4例目。
利用前の手続きで図書館利用カードとマイナンバーカードの登録情報を連携させる。利用カードとマイナカード、利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁)が必要。連携後はマイナンバーカードを窓口の読取端末にかざせば、貸出手続きに入れる。
カード読取端末は中央図書館に3台、渥美図書館と赤羽根図書館には各1台を設置した。図書館カードは5年ごとの更新が必要だが、マイナカードの連携に影響はない。
担当者は「図書館利用カードを持ち歩く必要がなくなる。健康保険証など連携したマイナカードをよく使う来館者にとっては、カード類の整理にもつながる。利便性が高まると思う」と利用を呼び掛けた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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