【三遠】9月14日から愛知セントラルカップ フェニックス連覇目指す

2025/09/11 00:00(公開)
昨季優勝した三遠(2024年10月撮影)

 バスケットボールBリーグで、県内に拠点を置く4クラブによるトーナメント戦「愛知セントラルカップ2025」が稲沢市の豊田合成記念体育館で14~15日に開かれる。昨季優勝の「三遠ネオフェニックス」は、「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」と決勝進出を懸けて戦う。

 

 県内には最高峰のB1リーグに4クラブが所属しており、バスケ熱の高まりもあって昨年初開催した。日本バスケットボール協会とBリーグが主催する。優勝賞金は500万円。

 

 今年も三遠が優勝候補筆頭だ。最大の注目は昨年大会でMVPに輝いたデイビッド・ヌワバ選手。得点力と両エンドでの貢献が光る万能フォワードが、今年もチームをリードする。

 

 今季はフィジカルの強さやリバウンド力のある3選手を補強し、ゴール下の強化を図った。特にダリアス・デイズ選手は8月下旬の「川崎ブレイブサンダース戦」で24得点と躍動。負担が大きかったヤンテ・メイテン選手のポジションで、起用の幅が大きく広がった。帰化選手の河田チリヂ選手、鈴木悠介選手にも注目だ。

 

 主将の佐々木隆成選手はけがで出場できないが、大浦颯太選手、根本大選手らガード陣は豊富。オフに国際大会を経験した湧川颯斗選手は楽しみな存在だ。

 

 「シーホース三河」は、日本代表の西田優大選手のペイントアタックや高精度な3点シュート(3P)に警戒したい。名古屋Dはインサイドにアラン・ウィリアムズ選手とカイル・リチャードソン選手を置き、ゴール下に強い。齋藤拓実選手とスコット・エサトン選手のピックアンドロールはリーグ随一で、地元開催のアドバンテージも持つ強敵だ。「ファイティングイーグルス名古屋」はフィリピン代表経験を持つフランシス・ロペス選手の加入で爆発力を秘めるダークホース的存在となっている。

ⒸB.LEAGUE
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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