蒲郡市立三谷東小学校3年生47人は16日、パラアスリートと一緒に共生社会を考える体験型出前授業「あすチャレ!スクール」で学んだ。講師は元車いすバスケットボール日本代表の根木慎志さん。
「あすチャレ!」は日本財団パラスポーツサポートセンター主催。パラアスリートの体験を通じて、夢や目標に向かってチャレンジすることの重要性と多様性について学ぶ教育プログラム。東三河では豊橋市などで開かれている。
蒲郡市は初開催。市ボートレース事業部が地域貢献事業の一環で企画した。今年度は市教育委員会と連携し、三谷東小学校を含む市内10小中校でのプログラムを計画。さらに、誰もが楽しめるイベント「あすチャレ!運動会」を12月に開く。
この日、根本さんは車いすバスケの魅力や始めたきっかけを話したり、シュートなどを実演したりして車いすバスケの難しさや楽しさを分かりやすく伝えた。
その後、児童は競技用の車いすに座って前に進む体験や実際に試合をするなどしてパラスポーツを楽しんだ。
最後に、根木さんは「普段から、諦めずに楽しみながら、チャレンジすることを心掛けてほしい」と話した。児童の北川笑麻さんは「車いすはいろんな動きができることを初めて知った。バスケに興味を持ちました」と笑顔で話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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