新城作手で21日に「水曜どうでしょうキャラバン」 愛知県内では初開催

2025/09/19 00:00(公開)
ヨコタ博物館前に掲げられたのぼり旗=新城市作手白鳥で

 HTB北海道テレビの人気番組にちなんだ「水曜どうでしょうキャラバン2025」が、新城市作手白鳥の「鬼久保ふれあい広場」で21日に開かれる。番組ディレクターの藤村忠寿さんが育った新城市を会場に、県内で初めて開催する。

 

 藤村ディレクターの出身地で還暦祝いに

 

 「水曜どうでしょう」はHTBが1996年にスタート。旅バラエティー番組で演劇ユニット「チーム・ナックス」のメンバーが出演。大泉洋さんが全国デビューするきっかけとなった。

 

 キャラバンは番組ファンと触れ合うイベントとして2014年から始まり、ディレクターの藤村さんと嬉野雅道さんが全国各地を巡っている。今年は今月13日から10月5日まで12府県12会場で開催する。

 

 新城市内の関係者が誘致した。作手高里で飲食店「恋して!宇宙少年CAFE」を経営する山本悠司さんが藤村さんの還暦と、新城市制20周年と節目が重なることから実行委員をつくって準備を進めた。「藤村忠寿先生 新城が生んだ天才」など書いたのぼり旗40本をつくり、鬼久保ふれあい広場などで掲げる。

 

 当日は午前10時~午後4時。地元産牛乳の早飲み対決をはじめステージイベント、キッチンカーやワークショップがある。広場内「ヨコタ博物館」では藤村さんをイメージした土偶を展示する。山本さんは「誰でも楽しめるイベントです」と来場を呼び掛けている。「黒色すみれ」「DEPAPEPE」「八生」の音楽ライブがある。駐車場は広場など9カ所で計800台。新城市の大善寺前から無料シャトルバスを運行する。問い合わせは新城市産業政策課(0536・23・7634)へ。

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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