秋季高校野球県大会準決勝が23日、小牧市民球場で行われ、豊川は中部春日丘を1対0で下し、2023年以来2年ぶりの決勝進出を決めた。来春のセンバツにつながる東海大会の切符を手にした。70年ぶりの秋の県大会優勝を懸け、中京大中京と対戦する。
豊川は初回、先頭の長谷川快選手が中前打で出塁。中尾隼選手が二塁に送り、上江洲由誠選手の右前打で1死一、三塁の好機をつくった。4番の國立和之将選手が中犠飛を放ち、先制点。二回以降は散発4安打に終わったが、初回の1点が大きかった。
投げては先発の皆川瑛翔選手が毎回の12奪三振の力投を見せた。140㌔に迫る直球を軸に、7安打を浴びながらも要所を締め、完封勝利した。
長谷川裕記監督は皆川選手について「ずっと調子が悪かったが、前回の至学館戦の完投で手応えをつかんだのでは。ストライク先行でよく投げてくれた。投手陣のスタミナもついてきた」と評価した。
決勝は27日午前11時半から。東海大会出場の3校目を決める3位決定戦は午前9時から。東邦と中部春日丘が対戦する。東海大会は10月7日に抽選会。同18日から刈谷球場やパロマ瑞穂球場などで始まる。
購読残数: / 本
1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
週間ランキング
日付で探す