豊橋市立向山小学校が甲子園出場の卒業生に横断幕寄贈

2025/09/27 00:00(公開)
横断幕を手にする髙橋、松井両選手と吉田校長、石河会長ら

豊橋中央高の高橋大喜地、松井蓮太朗両選手へ

 

 豊橋市立向山小学校は25日夕、夏の甲子園に出場した豊橋中央高校の髙橋大喜地選手、松井蓮太朗選手の両卒業生に激励の横断幕をプレゼントした。同窓会が甲子園出場を祝って8月4日に学校に寄贈し、夏休み明けの9月4日まで校門横に掲げていたものだ。

 

 2枚で縦1・2㍍、横3㍍。「祝 甲子園初出場 向山小学校第61回卒業生 豊橋中央高等学校所属」と書かれ、1枚は「投手 髙橋大喜地選手」、もう1枚は「捕手 松井蓮太朗選手」とある。2人に贈ることを想定し、2枚に分けたという。

 

 横断幕は同窓会長の石河貫治さんが発案。役員と相談し、近藤啓副会長とともに持参した。学校でも校舎2階の窓を使い、2人に応援メッセージを送った。

 

 贈呈式で2人は「横断幕を見て驚いた。地域の人の応援の気持ちを、こうして形にしていただけたのがすごくうれしい」と笑顔を見せた。髙橋選手は大学へ進学予定。「『大学でも頑張れ』と応援してくれる人がいる。横断幕は自宅の寿司店に飾りたい」と話した。プロ志望の松井選手は「身近な人や久々に連絡をくれる人、野球が好きじゃない人からも応援されてうれしかった。横断幕はできれば部屋の壁に貼りたい」と喜んだ。

 

  「卒業生の活躍はうれしい。職員もみんな応援していた」と吉田明弘校長。石河会長らも「小さな頃から知っている校区の子の活躍がとてもうれしい。地元の子どもたちも目標や夢が持てたと思う。引き続き活躍し、かっこいい憧れのお兄ちゃんになってほしい」と期待した。

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田中博子

 愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。

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