【豊橋新アリーナ】ふるさと納税寄付額が計1700万円超 関心の高さに感謝

2025/09/30 00:00(公開)

 豊橋市は29日、8月から募集した「多目的屋内施設(新アリーナ)と豊橋公園東側エリア整備・運営事業」に対する、個人と企業のふるさと寄付額が1700万円を超えたと発表した。

 

 市によると、個人版ふるさと納税では8月25日から今月28日までの募集期間で470件、883万5000円の寄付が寄せられた。寄付者は新アリーナ事業を使途に選んでおり、返礼品がない中で市民の関心の高さがうかがえると感謝した。

 

 企業版は8月1日から今月28日まで。市内外の企業6社から計850万円の申し出があった。すでに発表した5社に加えて、9月2日に同市明海町に製造拠点を置く花王が100万円の寄付を申し出た。

 

 市は寄付の自発的な側面を重視し、当初から具体的な目標金額は定めていなかった。個人版ふるさと納税では10月から寄付に対するポイント付与が廃止される。個人版では、市主導のガバメントクラウドファンディングを望む市民の声や市議会での対応についての質疑があった。

 

 長坂尚登市長は「個人版は今のところ新たな寄付募集の取り組みは考えていない。企業版は引き続き、市内に縁がある事業所などへのアプローチを図りたい」とした。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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