夏の甲子園に初出場した豊橋中央硬式野球部の感謝の集いが9月29日夜、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれた。保護者や卒業生らが集い、熱戦を繰り広げた選手たちを拍手で迎え入れた。
萩本将光監督は「昨夏は県準々決勝で敗れ、3年はずっと泣いていた。次は勝てると思い、1年間必死にやってきた」と振り返った。「卒業生、応援団、豊橋市民の声援のおかげでここに立てている」と感謝した。
前主将の砂田隆晴選手は「暖かい声援のおかげで自分たちの野球ができた。次は甲子園1勝を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とあいさつ。長坂尚登市長は、日大三との試合を同校であったパブリックビューイングで観戦し「豊橋市民がこれほど一つになったことはなかった。宝を残してくれた」とたたえた。
その後、選手一人ひとりが自己紹介。高橋大喜地選手はアントニオ猪木さんのまねをしながら「新日本プロレスの高橋大喜地です」と冗談を言い、会場を沸かせた。さらにペルシア語で「タシャコール(ありがとう)」と締めた。
会場では、県大会や甲子園の戦いを振り返る映像を上映。卒業生でソフトバンクホークスの谷川原健太、中日ドラゴンズの星野真生、ヤクルトスワローズの中川拓真の3選手によるビデオメッセージが流れた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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