いけばな小原流豊橋支部の花展「花の輪・人の輪 みんなの花展」が2日、豊橋市三ノ輪町のカフェ&ギャラリエ「ちろる庵」で始まった。3日まで。
小笠原晃月支部長と役員ら10人による「彩りのとき」をテーマした作品展。空間を巧みに生かし、構成や花器を工夫した、季節感ある盛花や瓶花などを発表した。
キビやケイトウといった秋の花や実を中心に、かれんなバラや大人カラーの紫陽花、トルコキキョウなどに、ベゴニア・マクラータやフィロデンドロン・バーキンなど多彩な観葉植物を組み合わせた作品が並ぶ。
ミョウガやシシトウ、アスパラなど自宅で取れた野菜を生けた作品、フレームを使い壁にお月見の風景を表現した作品も。小笠原支部長はリンドウや小菊をあしらい、苔ツツジの代わりにヒカゲノカズラをあしらった「散り紅葉」で秋を演出した。
「珍しい花材の作品もある。思いのままに楽しんで」と小笠原支部長は話す。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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