アニメや漫画の人気キャラクターに扮(ふん)するコスプレイベント「とよこす!」が4日、豊橋市公会堂などであった。カメラマンを含めて県内外から集まった約50人が、レトロな雰囲気の中でそれぞれの世界に浸った。
昨年8月に豊橋競輪場で開かれた「東田納涼祭」の企画としてスタートし、団体主催の単体イベントは今回が初めて。企画した金子城治さんは「豊橋ではコスプレや痛車のイベントが少ない。サブカルコンテンツから地元豊橋を盛り上げていきたい」と話す。
参加者は、同市が舞台のアニメ「負けヒロインが多すぎる!(マケイン)」や戦隊シリーズ「仮面ライダー」、刀を擬人化した人気コンテンツ「刀剣乱舞」などといった作品の登場人物の衣装をまとった。五連アーチが出迎える出入り口や正面の大階段、応接室、ホールの舞台など、公会堂の至る所でポーズを取り、撮影を楽しんでいた。
都内から参加した羅夢さん(26)は、マケインのヒロインの八奈見杏菜の制服姿で参加。アニメ放映以来のファンで「聖地で八奈見さんの衣装を着るのが夢だった」という。「コスプレは推しに対する最大の愛の表現だと思う。ロケーションも歴史があって、すごく魅力的な場所だと感じた」と語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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