【田原】22店参加の「美味渥美」開催中|スタンプ三つで特産品が割引価格 11月末まで

2025/10/07 00:00(公開)
スタンプラリー「美味渥美」をPRする職員=渥美商工会で

 渥美商工会は、地域の飲食店などを巡り、スタンプを集める「美味渥美」を11月末まで開いている。22の参加店を利用するともらえるスタンプを三つ集め、特産品を割引価格で購入できる。夏休み期間に始め、達成者はすでに100人に迫るという。

 

 同商工会「観光事業委員会」が企画し、「道の駅伊良湖クリスタルポルト」を運営する田原観光サービスと連携した。

 

 市内渥美地区の飲食店や観光農園など参加店を利用すると、スタンプがもらえる。飲食以外でも伊勢湾フェリーでは1回の乗船で一つスタンプを獲得できる。台紙に三つスタンプを集めると、道の駅で販売する「渥美半島たはらブランド」の認定商品が10%割引で購入できる。

 

「渥美半島たはらブランド」の認定商品が割引で買える=道の駅伊良湖クリスタルポルトで

特産品など「たはらブランド」を割安販売

 

 認定商品は、ブランド豚肉「保美豚」や「プレミアムラスサーモン」などの一次産品、農産物を使ったジャムやドレッシングなどの加工食品、メロンを使った洋菓子など12品目ある。

 

 商工会によると、7月20日開始当初は学校の夏休みが重なり、家族連れなど多くの宿泊客らがスタンプラリーに参加したという。

 

 担当者は「宿泊期間でも達成できるよう、集めるスタンプの数を三つに絞った。無理なく参加でき、土産品の購入にもつなげられた」と手応えを示した。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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