「第50回社会人野球日本選手権大会」の組み合わせ抽選会があり、初戦のカードが決まった。2021年以来4年ぶり5回目の東海理化はAブロックで、鷺宮製作所(東京)と対戦する。試合開始は28日午後2時。
最終予選では初戦の日本製鉄東海REXには延長戦の末、10対11で敗れたが、その後は3連勝。東海地区の第2代表に選ばれた。
注目は豊橋商業出身の北添兼矢投手。140㌔超えの直球が武器の高卒ルーキーで、2回戦の三菱自動車岡崎戦では7回無失点の好投をみせた。決勝では八回途中から登板し、チームの逆転劇に貢献した。主戦の池田大将投手と、若手の融合に期待だ。野手陣は福本綺羅選手。23年の都市対抗野球で若獅子賞(新人賞)を獲得するなど、大舞台で勝負強い。
Aブロックは混戦模様だ。都市対抗ベスト8のNTT西日本、古豪の鷺宮製作所が軸とみられている。NTT西日本は投手力が高く、鷺宮製作所は竹丸和幸投手、中軸の野村工選手らが売りだ。そのほかにも、Honda熊本、東京ガスなど有名チームがそろう。東海理化は持ち前の粘り強さで、初戦突破を狙う。
15年の日本生命(大阪)以来、史上4チーム目の「夏秋連覇」を狙う都市対抗王者の王子(愛知)は、日本製鉄山口と対戦する。
大会日程は28~30日、11月4~12日の計12日間。京セラドーム大阪で。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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