バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニクス」は11日、「サンロッカーズ渋谷」と対戦した。豊橋市総合体育館でのホーム開幕戦。中盤から渋谷のリバウンド力と堅守に苦しみ、73対83で逆転負けを喫した。今季2連敗で1勝2敗とした。
第1クオーター(Q)は三遠ペース。大浦颯太選手を起点に得点を重ねた。中盤にはダリアス・デイズ、デイビッド・ヌワバの両選手が相手のファウルを誘う2点シュートを連続して決め、24対14。第2Qはヤンテ・メイテン、ヌワバの両選手の連続シュートで幸先の良いスタートを切ったが、41対32の9点差に迫られた。
第3Qは三遠の得点が決まらないなか、日本代表のジョシュ・ホーキンソン選手の技ありの3P、さらにファウルからのフリースローを決められ逆転された。第4Qはヌワバ選手が2本の3Pを含む9得点と奮闘したが、終盤は自陣のファウルトラブルなどで突き放された。
大野篤史ヘッドコーチは「相手の思いもよらぬプレーが出た時や自分たちのシュートが入らなかった際にメルトダウンし、フィジカリティーがなくなっている。前には戻れないし、次に切り替えないといけないのにできていない。40分間で勝利するという目的が大事なのに理解していない。これは若手に限ったことではない。このままだと自分たちが欲している結果には届かない」と手厳しかった。
地区2連覇を果たしているが「自分たちはアンダードック(挑戦者)で何も成し遂げていない。もし強いという思いがあるなら、謙虚さが足りない」と奮起を促した。
チーム最多の20得点を決めたヌワバ選手は「エナジーのギアを上げることができず、手遅れとなってしまった。1試合ずつ成長見せられるチームにしたい」と次戦の勝利を誓った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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