バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は29日、「佐賀バルーナーズ」と豊橋市総合体育館で対戦。最終クオーター(Q)に一時4点差まで詰め寄ったが、相手のアウトサイドシュートに苦しみ、73対85で敗れた。今季5勝5敗で西地区9位に後退した。次節は11月1~2日。「京都ハンナリーズ」と京都市体育館で対戦する。
元チームメートの金丸晃輔、デイビッド・ダジンスキーの両選手との対戦。第1Qは三遠が大浦颯太、デイビッド・ヌワバの両選手が3点シュート(3P)を決めたが、ダジンスキー選手に内外から6得点を許し、15対20。第2Qは序盤にヌワバ選手のダンクが決まったが、佐賀の素早いボールパスから得点をうかがうスタイルに苦しみ、5本の3Pを許す。終盤にブザービーターのスティーブ・ザック選手の3Pが入り、35対45で折り返した。
第3Qは根本大、津屋一球、吉井裕鷹の3選手の3Pで一時6点差に詰め寄るが、62対72。第4Qは相手の攻撃のミスなどに乗じて得点を重ねたが、突き放された。
根本選手は出場時間が今季2番目の20分超えで10得点。正司令塔の佐々木隆成選手の離脱で、ポイントガード(PG)の役割が増えた。「(スターターの)颯太さんの負担を少しでも減らそうという意識。速いテンポに持っていくのが得意なので、颯太さんの時とは違ったペースを出していきたい」と話した。昨季はガードとしてハードな守備で評価を得たが、今後の課題について「PGの役割が増えた分、昨季よりも迷いが生まれ、思いきりの良さがなくなっていた。プレーメークがもっとできないと」と話した。
大野篤史ヘッドコーチは「何ができるのかを考え、コンシスタントに、ボールにひたむきに泥臭く追いかけてほしい」と語った。
購読残数: / 本
1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
週間ランキング
日付で探す