小学5年生以下を対象としたサッカー大会「第11回ヨシミCUP U11サッカー大会兼第19回東三河U11サッカー大会地区予選」が3日、蒲郡市海陽多目的広場で開かれ、「豊橋南ブレッツァFC」が悲願の優勝を果たした。
豊橋市神野新田町で創業以来100年にわたり、各種景品商品販売を営む「よしみ」の特別協賛。34チームが参加した。
上位3チームに入賞すると12月中旬に知多市で開幕する「AIFA第11回明治安田生命カップ2025」への出場権が与えられる。初戦から激しい熱戦が繰り広げられた。
磐石の強さを見せて決勝まで勝ち上がったのはブレッツァと「ASラランジャ豊川U12A」。
両者は昨夏の「サーラカップU10東三河予選」の準決勝で対戦。ブレッツァが1対2で敗れていた。リベンジに燃えるブレッツァが、宿敵との頂上決戦に挑んだ。
試合は序盤からブレッツァが主導権を握る。徐々にチャンスが増えてきた前半途中、コーナーキックから佐久間陽翔選手が押し込み先制に成功。後半に入ると、キャプテン鈴木絢渡選手がミドルを突き刺し追加点。さらに4年生FW江田稜希選手がスピードで裏を抜けると、試合を決める3点目を奪取。
終盤、ラランジャが猛攻を仕掛けるも、ブレッツァは冷静に守り切り、3対0で試合終了。悲願の東三河王者となった。
最後の県大会出場枠を賭けた3位決定戦では、「FC豊川」が「アズーリ豊橋SC」を下した。
優勝したブレッツァの中林卓也監督に県への抱負を聞いた。
―東三河大会を振り返って。
◆この大会は本当に難しい展開が続きましたが、決勝では守備も攻撃も戦う気持ちも、すべてがかみ合ったパーフェクトに近い試合でした。普段の練習から全員が意識を高く持ち、本気でサッカーを楽しんでいる成果だと思います。サポートしてくださった皆さま、保護者の方々に心から感謝しています。
―県大会の目標は。
◆県チャンピオンを目指しますが、まずは自分たちがどこまでやれるのか試したい。全力で挑戦し、そして思い切り楽しみたいと思います!
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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