三遠、琉球に69-92で大敗 元チームメートの松脇選手3P7本に津屋選手「止められるシュートもあった」

2025/11/08 21:23(公開)
要所での3Pが目立った津屋選手=浜松アリーナで
要所での3Pが目立った津屋選手=浜松アリーナで

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は8日、「琉球ゴールデンキングス」と浜松市中央区の「浜松アリーナ」で対戦。勝負どころで元三遠の松脇圭志選手に7本の3点シュートを決められ、69対92で初戦を落とした。今季6勝8敗で西地区9位となった。第2戦は9日午後1時から。

 

 第1クオーター(Q)は、大浦颯太、吉井裕鷹の両選手の3点シュート(3P)、湧川颯斗選手の技ありのジャンプショットなどが出たが、琉球の松脇選手らの活躍で17対23。第2Qは序盤に津屋一球選手が2本の3Pを沈め、スティーブ・ザック選手もファウルを誘う2点シュートやゴール下での献身的な働きが目立った。根本大選手の3Pで一時は同点に追いついたが、その後は琉球の高さのある守備に苦しみ、得点が停滞した。要所で3Pを許し、34対48で折り返した。

 

 第3Q、第4Qはデイビッド・ヌワバ選手が得点を重ねたが、ヴィック・ロー選手に後半だけで15得点を奪われ、引き離された。

攻守で活躍のザック選手
攻守で活躍のザック選手
チーム最多19得点のヌワバ選手
チーム最多19得点のヌワバ選手

 ザック選手の11リバウンドを筆頭に計41リバウンドで琉球の38を上回った。大野篤史ヘッドコーチは「リバウンドはスティーブをはじめ、ファイトできていたのでポジティブに捉えている」と評価した。

 

 一方、プレー時間はヌワバ選手が31分、大浦、吉井、ザック、津屋の4選手が25分超えと負担がかかっている。「彼らを休ませることができていない。ショートタイムで出てくる人間がもう少しファイトしてくれないと。大、チリ(河田チリジ)、湧(湧川)ももっとできる」とベンチメンバーに期待した。

 

 津屋選手は4本の3Pを含む12得点を上げたが、元同僚の松脇選手について「止められるシュートもあった。当たっているのに打ち続けさせてしまった」と反省した。経験のある主力選手が不在の状況に「プレー外で中堅である自分がもっと鼓舞して声を出し続けないと」と話した。

津屋選手
津屋選手
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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