豊橋市は18日、大学生が作った市内企業のPR動画の上映会を同市駅前大通2のまちなか図書館で開いた。
市内の企業に対する学生の関心を高め、豊橋のまちへの愛着を深めてもらおうと開催した。企業を取材し、学生ならではの視点でその魅力を発見・発信する。
愛知大学、豊橋技術科学大学、金城学院大学から学生21人が参加。企業は応募の中から抽選で「サンソマテクノ」「伊勢安金網製作所」「メガネ流通センター」「宮川工機」「豊橋まちなか活性化センター」「明輝クリーナー」に決まった。
学生は3~4人でチームを組んだ。7月にセミナーを受け、8~9月に各チームで企業を取材、10月から動画制作に取り掛かった。
上映会には参加した学生や一般来場者のほか、各企業の担当者も訪れた。動画は1分から1分半程度。学生が社員にインタビューしたり、仕事を体験したりしながら、企業の業務指針や特徴を紹介した。
愛知大地域政策学部の久保田耀太さん(1年)はメガネ流通センターの動画を作った。取材を通して、同社の「メガワールド」の各店舗に眼科が併設されていることや、人のために尽くす仕事であることを知った。「取材前は漠然とした知識しかなかったが、多くのことを学べた。初対面のメンバーや協力企業の皆さんとの対話を重ねて身に付いたコミュニケーション能力を生かしていきたい」と語った。
取材を受けたサンソマテクノの加藤悠太さんはPR動画の出来栄えを絶賛した。CM制作など広報強化に取り組んでいる中で、良い刺激になったとし「学生目線で良いところを動画にしてもらい、同世代に伝わりやすいコンテンツになった」と語った。
動画は市役所のホームページで見られる。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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