豊橋中央高校男子バレーボール部は、安城市の廃棄物リサイクル業「新英ホールディングス(HD)」とスポンサー契約を締結した。人材総合サービス会社「ネオキャリア」(東京都新宿区)が企画運営する高校の部活動と企業をつなぐマッチングサービス「Bスポンサーズ」の一つ。全国大会での遠征費不足が話題になるなど、東三河でも活動環境の変化が顕在化しているなか、企業が地域の部活を支えていくモデルケースを目指す。
少子化や教員不足などの社会課題から、部活を地域全体で支えていく必要が出ている。同部でも保護者の遠征費や合宿費の負担軽減が課題に上っていた。
この日の調印式には、同部監督の渡邉裕吉教諭、新英金属の神田尚希さん、新英HDの石間康丈さんが出席し、契約を交わした。神田さんは「地域の高校生を応援したい気持ちがずっとあった。会社と企業がつながることでお互いに成長し、地域が活性化していく姿を目指していきたい」と話した。
同部は招待試合でのユニホームや遠征バスにロゴを掲出するという。
購読残数: / 本
1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
週間ランキング
日付で探す