豊橋市出身の朝倉未来(33)と井上直樹(28)の両選手が12月31日、さいたまスーパーアリーナで開かれた格闘技イベント「RIZIN 師走の超強者祭り」に出場した。フェザー級タイトルマッチに挑んた朝倉選手は、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手(25)=キルギス=に1ラウンド(1R)TKO負け。バンタム級王者の井上選手は、ダニー・サバテロ選手(32)=米国=に判定1対2で惜敗し、3度目の防衛はならなかった。
今大会はRIZIN10周年イヤーを締めくくるビッグイベント。会場には約4万5000人のファンが詰めかけた。10年間の総合MVPに輝いた朝倉選手は、最終の15試合目に登場。直筆メッセージを添えた映像がビジョンに流れ、朝倉選手が姿を現すと会場のボルテージは最高潮に達した。
試合では観客から「未来、未来」と大声援が送られたが、序盤からシェイドゥラエフ選手に攻め込まれる展開が続いた。コーナー際で背を向けたところをテークダウンされ、激しい打撃を浴びる展開に。1R2分54秒、TKO負けを喫した。眼窩(がんか)底骨折の重傷を負い、試合後は担架で運ばれる事態に会場は騒然。救急車で病院へ搬送されたため、試合後の記者会見は急きょ取りやめとなった。
12試合目に登場した井上選手の1Rはテークダウンからバックを取られ、豪快に投げられた。2Rはバックを取って4の字ロックを決めるなど優勢に進めたが、3Rは両脚タックルでテークダウンを許し、コーナーに押し込まれる場面もあった。
井上選手は「自分が消極的すぎたのかな。なかなか自分から行けず、決め手がなかった。打撃でプレッシャーをかけられず、自分のペースを作れなかった。しつこいファイトスタイルをやり続けられる相手は強い」と反省した。今後については「来年しっかり積み上げて、やり返したい気持ち」と前を向いた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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