豊橋市の税理士法人「タックスワン中部」の法人口座から計約2600万円を横領したとして業務上横領の疑いで逮捕された同法人代表社員の藤原照元容疑者(70)について、県警捜査2課と豊橋署などは14日、名古屋地検豊橋支部に送検した。使途不明金は2018年以降だけで計15億円以上に上っており、県警は余罪も調べる。
県警によると、2024年8月頃、法人の社会保険料の支払いが滞ったことから、関係者が内部調査を進めたところ、藤原容疑者による使途不明の送金や引き出しがあったという。告訴を受けて県警が捜査を進めていた。藤原容疑者は「貸付金として処理していたので横領のつもりはない」と容疑を否認している。
通帳やキャッシュカードは藤原容疑者が管理しており、帳簿上では長期貸付金として処理するよう命じていたが、そのような会社の決議はないという。2600万円は法人口座から藤原容疑者の口座へ、その後証券口座へと移されていることが判明している。株の購入に充てられたという。
地元税理士は「藤原容疑者は羽振りが良かった。乗っていた外車を売却するなどして横領した金の一部を返したが不足したため、告訴となったようだ」などと話していた。
購読残数: / 本
週間ランキング
日付で探す