「奥三河の聖地で整う」がコンセプト 新城市が湯谷温泉街活性化基本構想を策定

2026/04/11 00:00(公開)
旅館が立ち並ぶ湯谷温泉街=新城市豊岡
旅館が立ち並ぶ湯谷温泉街=新城市豊岡

 新城市は「湯谷温泉街活性化基本構想」を策定した。景観ルール作りなどを考える、まちづくり組織を立ち上げることや、市が保有する温泉レジャーと加温配湯の各施設の整備方針を決めることなど、約10年間の工程を考えた。

 

 湯谷温泉街は、宇連川沿岸7軒の宿泊施設、温泉施設「鳳来ゆ~ゆ~ありいな」、薪(まき)を使った加温配湯施設などが立ち並ぶ。旅行形態の変化などから旅館の廃業をはじめ、「鳳来ゆ~ゆ~ありいな」の老朽化、配湯管の維持管理といった課題解決に向けて基本構想の策定を進めてきた。

 

 基本構想のコンセプトは「奥三河の聖地で整う、現代の湯治郷」とした。心身を再生させる場所と、利修仙人の長寿伝説を融合させる。「マネジメント」「社会経済」「環境」「文化」の各分野で、3年以内の短期計画と、4年以上の中長期計画に分けて進める。

 

 マネジメントでは、各分野を進めるまちづくり組織と、統括する官民の「湯谷温泉みらい創造委員会」を組織する。環境分野では中長期で景観ルールを制定して統一感のある街並みづくりを目指す。

 

 「鳳来ゆ~ゆ~ありいな」については、現状維持▽完全民間移譲▽一部廃止▽廃止―の4通りで検討する。加温配湯施設は、現状維持と民間活力の活用、完全民間移譲など運営の在り方を考える。

 

 構想の策定は下江洋行市長の2期目のマニフェストに掲げられている。昨年11月から温泉事業者らが参加して意見交換を重ねてきた。

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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