全国上映中のアクション映画「TRAVERSE2~Next Level」(白善哲さん監督・脚本)で主演し、豊橋市内で空手道場を主宰する田部井淳さん(62)が16日、市役所に長坂尚登市長を訪ねた。海外映画祭の受賞ラッシュを報告し、17日から「イオンシネマ豊川」で始まる特別上映もPRした。
田部井さんは、千葉真一さんの「ジャパンアクションクラブ」(JAC)に19歳で入門。24歳までアクション俳優として経験を積み、現在は同市東新町の「空手道豊空会」で後進の育成にも励む。
映画は2019年の作品の続編で2月に全国公開された。田部井さんは主人公高梨淳役だ。妻を殺害したマフィアへの復讐を誓う一方、争いに巻き込まれた娘を守る父を演じた。
第2作はフランス「ユニバーサル・マーシャルアーツ映画祭」で最優秀作品賞など3部門で受賞した。現在もエントリーした米国ニューヨークの映画祭で最終選考まで残っている。
この日は道場指導員でプロデューサーの近藤和加子さん(56)と訪問した。上下水道局や廃倉庫などでの「オール豊橋ロケ」を支えた市や「とよはしフィルムコミッション」への協力に感謝した。
田部井さんは「ハリウッドでは銃撃戦のアクション映画は盛んだ。銃器を空手に置き換えた様式が日本らしいアクション映画として評価されたと思う」と振り返った。
演技を教わった千葉さんについて「世界に空手を広めた人。全盛期に間近で演技を学び、競技の空手に表現力を与えてくれた。俳優として空白期間があったが、この作品で忘れ物を取り戻せた気分だ」と師匠と先輩らに感謝した。
イオンシネマ豊川では19日午後2時半からの上映後、田部井さんらの舞台あいさつもある。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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