各種メッシュフィルターや高性能マスクの加工販売「くればぁ」(豊橋市下地町)の中河原四郎会長が、傘寿を記念して自叙伝「『やればできる』の哲学―不良少年、メッシュで世界を救う」を出版した。
福岡県出身。17歳で愛知へ移り住み、20歳で起業した。幼少期から高校時代、愛知へ来てからの仕事や創業、創業後の苦労から現在に至るまでの中河原さんの波乱万丈の人生をまとめた。
小学校時代に運動場へ米進駐軍のジープがやってきて、もらったチョコレートのおいしさを今でも覚えていること、中学時代に塾代を使い込んだことや修学旅行が酒飲み旅行になったこと、高校時代の持ち物検査でけんか用の凶器やたばこが見つかり、教師から転校手続きをするように促され、結果的に退学して蒲郡市にやってきたことなどを赤裸々につづる。
蒲郡で働き始め、最初の給料3000円のうち1000円を実家へ送金した際に、父から手紙で褒められて仕事に一層、打ち込むことが転機となった。
20歳で起業。取引先の倒産や信用金庫からの貸し剥がしなど、厳しい時代もあったが、飛び込み営業を行って一流メーカーとの取引を拡大していった。
そんな矢先に交通事故で入院し、会社が倒産寸前まで追い込まれた。自宅の不動産を売却して返済した。その後はヒット商品に恵まれたほか、花粉症マスクの開発が高性能マスクにつながっていくことを紹介する。叙勲の受章時は、社内で「叙勲詐欺ではないか」という騒動が起こったことなどにも触れた。
インターネットの投稿サイト「note」で閲覧できる。noteでは10話に分けて掲載予定で、現在は4話まで読める。希望者には本を郵送する。問い合わせは、くればぁ(0532・51・4151)へ。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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