豊橋市三本木町の水鳥雄司さん(68)方で、数十年に一度しか咲かないという「トックリラン」が開花した。水鳥さんもインターネットで調べるまで花が咲くとは知らなかったという。
トックリランは「徳利蘭」。スズラン亜科の常緑高木で、幹の下部が膨れて徳利のような形になることからこの名がある。観葉植物として人気で、幹の先端から細い葉が多数出ることから「ポニーテール」とも呼ばれる。
水鳥さんがこの木を買ったのは妻里美さん(67)と結婚した43年前。当時は10㌢ほどの大きさで、鉢に入れて室内で世話をしていた。引っ越しの際も一緒に連れて行った。
外で育て始めたのは現在の家に移り住んだ20年前。それ以来、ぐんぐんと成長を続け、今では高さ1・5㍍ほどに育った。特徴の幹の下部の膨らみは、バスケットボールなどよりも大きい。陶製の大きな鉢に移し替えられている。
里美さんが異変に気づいたのは2週間前だ。幹の上部がさらに上に伸びていた。それが1日の間に50㌢の高さにまでなり、薄黄色の多数の花が一斉に咲いた。水鳥さんによると、においに誘われるのか、多くのチョウが花の周りを飛び交っていたという。
水鳥さん夫妻は「いろいろと一緒に苦労してきたが、花が開いてくれて感慨深い」と話していた。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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