豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は、閉園後の夜間動物園ゾーンを専門スタッフと巡る初のプレミアムガイドツアー「KEEP OUT(キープ・アウト)」を開催する。開催日は17日と31日の2日間で午後6時から1時間。参加申し込みを7日午後5時まで公式サイトで受け付ける。
今回のツアーは、従来の「ナイトZOO」のようなイベント用照明を一切設置せず、必要最低限の明かりしか存在しない静寂と暗闇に包まれた園内を巡る点が最大の特徴だ。参加者は特別アイテムとして配られる「暗視スコープ」を活用し、暗闇の中に潜む動物を探し出して観察する体験を楽しめる。
ツアーガイドは獣医師が担当する。定員は各日10人(小学生以上対象、要保護者同伴)の少人数制に限定される。獣医師との近い距離感で夜間の動物の生態や普段は聞けない裏話について直接対話できる点も魅力となっている。
参加費は1人3000円で現金のみ。別途駐車料金が必要。応募多数の場合は抽選となる。
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観察できる動物は次の通り(動物の体調などにより変更になる場合がある)。
郷土の動物エリア=ヤクシカ、ニホンザル、ニホンカモシカ▽オーストラリアエリア=クロカンガルー▽アジアゾウ舎=アジアゾウ
のんほいパークで4日、「あいちサイエンスフェスティバル」の豊橋会場イベント「動物の幸せにつながる『ごはん』とは?-ヤギ・ウマ・ロバ編」が開かれた。飼育環境に工夫を凝らして動物福祉(アニマルウェルフェア)を向上させる「環境エンリッチメント」の視点から、動物福祉と植物化学の深い関係を解説した。
講師は園の動物研究員の櫻庭陽子さんと、「豊橋みどりの協会」の樹木医の河邉誠さんが務めた。
櫻庭さんは、動物福祉の考え方と園での取り組みを紹介した。動物福祉の向上には、単に食事を与えるだけでなく、精神的・身体的な健康状態をより良く保つ工夫が求められる。園では主食としてそれぞれの動物によって複数種類の牧草などを与えているが、日常のフードに加えて異なる食感や栄養を含む「おやつ」を工夫し、生活に適度な刺激や楽しみを与えているとした。
続いて河邉さんは、植物の生理機能と動物の好みについて語った。植物は光合成によって炭水化物やたんぱく質だけでなく、ポリフェノールやアルカロイドといった「二次代謝物(防御物質)」を作り出す。これらは苦味や毒性の要因となる一方で、適量であれば抗酸化作用や腸内環境の改善に寄与する場合もある。
樹木の葉は一般的な牧草と比較してたんぱく質やミネラルが豊富で、適度なタンニンを含むため、動物にとって有効な「健康なおやつ」になり得ると述べた。
講義後、園内のクズやアジサイを含む7種類の植物から、葉の硬さや毒性の有無をもとに、動物の食事に適しているかを考えるグループワークなどがあった。
のんほいパークは、人気メディアミックス作品「けものフレンズ」と連携したAI園内ガイドサービス「ジャパリトーク 動物園モード」の実証実験を実施すると発表した。期間は来年3月31日まで。
サービスは「博報堂」が展開し、「Trippy」がウェブ版の制作、運営を担当する公式AIチャットシステムを活用する。園内に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取って利用する。事前登録は不要で無料。
画面上では作品のナビゲーター「ラッキービースト」やキャラクター「フレンズ」が登場し、園内の動物やイベントに関する質問にチャット形式で答えてくれる。
今回の取り組みは、来園者が必要な情報を手軽に取得できる環境を整えてサービス向上を図るとともに、利用データを収集・分析して今後のサービス改善に役立てることを目的としている。動物園へのこのサービス導入は、盛岡市動物公園ZOOMOに続いて全国2例目となる。
回答は公式のウェブサイトやSNSの情報をもとにAIが自動生成したもので、不正確な内容が含まれる可能性がある。園は内容を再確認するよう呼び掛けている。
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