豊川で里山保全リーダー養成講座

2016/11/13 00:00(公開)
山本さん㊨からチェーンソーの使用法を聞く受講者=東三河ふるさと公園で
 里地・里山を保全する人材を育成する豊川市の「里山保全リーダー養成講座」は12日、御油町の県営東三河ふるさと公園で今年度最後の講座が行われ、参加者18人が山林で間伐実習に臨んだ。
 環境省登録環境カウンセラー・梶野保光さんと東三河農林水産事務所の山本高也さんが講師を務め、園内の山林で木の伐採作業に挑戦。
 ヘルメットに作業着姿の受講者は、10月29日の前回講座で調べた生息する木の種類を参考に、伐採する木を選定。ノコギリだけでなく、山本さんからチェーンソーの使い方も教わり、木を切った。オオバヤシャブシの巨木が豪快に倒れると、どよめきが起こった。
 梶野さんは市職員と共に、照度計で林における伐採前後の太陽光の強さを計測。10倍以上も明るくなった場所もあり「他の植物の生息には、影になりやすい常緑樹の伐採が必要」と説明した。
 7月から全7回開講され、25日に修了式が控える。市内在住の主婦・伊藤麻由子さん(58)は「いい空気を吸いながら楽しかった。木の種類や、森がつくられる循環も知ることができた」と振り返り、市内在住の今泉佳代子さん(44)も「本や資料を見るより、実際に木や道具を見て触ることが大切だと分かった」と話していた。
(由本裕貴)
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