大河ドラマ放映で観光交流促進

2016/11/29 00:00(公開)
のぼり旗を交換した戸田㊧と穂積の両観光協会長=新城市門谷で
 来年1月8日からNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎(井伊直虎)」の放映が始まるのを控え、新城市観光協会(会長・穂積亮次市長)と浜名湖北岸の奥浜名湖観光協会(戸田達也会長)で観光交流を連携していく「直虎虎松タイガープロジェクト」が28日、発足した。放映に合わせて来年にはゆかりの地スタンプラリーやフォーラムの開催を企画していく。
 新城市では井伊直政が「虎松」と呼ばれた幼少期に鳳来寺で過ごしたことや、直政の養母直虎が遠州井伊谷(浜松市北区)で城主となったことなど近接する地域にそれぞれのゆかりの地がある。ドラマの放映でゆかりの地を訪れる観光客の増加が見込まれるために事業展開しようと企画した。
 プロジェクトでは両観光協会と新城市、奥浜名湖(浜松市北区)の両商工会、豊川と遠州の両信用金庫がメンバーとなった。名前の「タイガー」は「虎松」「直虎」の「虎」からとった。
 発足式は新城市門谷の鳳来寺で行われ、穂積、戸田の両観光協会長はそれぞれの地域で掲げられるのぼり旗を交換。「大河ドラマではゆかりある人物を全国に知ってもらうことができる。多くの人たちに訪れてもらい両地域で観光交流を促すことができれば」とあいさつした。
 事業では来年1月には「直虎ゆかりの地スタンプラリー」事業、同3月には直虎フォーラムを計画している。
 一方、新城市観光協会ではパンフレット「新城・奥浜名湖井伊家ゆかりのちを巡る」(A3判)を作製。今後、市内観光地や道の駅で配布していく。
(安藤聡)
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