「とよはしの匠」に楠本さんと桜井さん

2016/12/14 00:00(公開)
 豊橋市は13日、市内でものづくりに携わり、卓越した技能を持っている「とよはしの匠」に、金属プレス加工の楠本好行さん(66)=三光製作所=と精密工具製造の桜井誠さん(60)=ホシノ=、45歳以下の優秀な若手技能者を対象にした「明日の匠」に宮大工の望月成高さん(44)=望月工務店=を選んだと発表した。認定書授与式は26日、市役所で開く。
 「とよはしの匠」の認定は今年で19回目、「明日の匠」は4回目となり、豊橋技術科学大学の大西隆学長や教諭ら6人が審査した。
 楠本さんは、自動車のコネクタ端子やカメラ関係の電子接点など極小部品をプレス加工するための精密金型製作で高い技術を持つ。
 一方、桜井さんは高精度な切削工具を製作するためのフライス盤加工・旋盤加工の経験を生かし、カスタムマクロによる演算プログラムを開発、NC(数値制御)工作機械の能力を最大限に引き出した。
 また、1級建築大工技能士の望月さんは、棟梁専攻建築士や日本伝統建築技能者認定など、日本建築に高い技能を持つことに加え、伝統を生かしたデザイン住宅も手掛け「伝統の進化」を提唱している。
(飯塚雪)
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