鳥インフル陽性で環境省が野鳥緊急調査

2017/01/18 00:01(公開)
望遠鏡などで野鳥を調査する研究員ら=蒲郡市内で
 三河地方に飛来した野鳥が高病原鳥インフルエンザによる陽性反応が出たのを受け、17日、環境省チームが対象となる個体が見つかった周辺10㌔以内で野鳥の緊急調査を始めた。19日まで行う。
 今年に入り、三河地方では今月3日に豊橋市でヒドリガモ、4日に西尾市でホシハジロがそれぞれ1羽ずつ死亡個体が見つかった。県が行った簡易検査ではA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。鳥取大学で行われた確定検査では13日に高病原鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)と判明された。
 この日、西尾市での発見現場から10㌔以内となる蒲郡市には環境省職員1人と同省から委託を受けた自然環境研究センター(東京都)の研究員2人が訪れ、海岸部で野鳥の種類や飛来羽数などを望遠鏡などで調査した。
 同センター主席研究員の安斉友巳さん(51)は、「三河湾はスズガモやホシハジロなどの野鳥が飛来する。群れから外れて1羽だけで行動するなど異常がないかを確認していく」と話した。
 さらに「もし死んでいる野鳥を見かけたらむやみに触らず関係機関に通報してほしい」と呼びかけた。
 調査チームは19日までに西尾や豊橋市内をめぐり、同日夕には結果を公表する予定。
(安藤聡)
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