豊橋で山内一生さんを囲む会

2017/01/25 00:00(公開)
新作「錦秋」を前にする山内氏㊥と佐原市長㊨、彦坂相談役=ロワジールホテル豊橋で
 これからもますます元気で、すばらしい作品を見せてください―。和紙工芸の第一人者で日展評議員の山内一生さん=名古屋市在住=を「囲む集い」が23日夕、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋で開かれた。新春恒例の集いで佐原光一・豊橋市長ら「一生ファン」約40人が出席。山内さんを中心に新春にふさわしいにぎやかな一夕になった。
 発起人代表の彦坂守・オーテック相談役が「一生先生は今年88歳。その旺盛な創作活動には、われわれも刺激を受けている。われわれそれぞれが一生先生を見習って元気に仕事をしていきたい」とあいさつして集いが開会した。佐原市長は「新春恒例の囲む会で、今年も元気な一生先生に会うことができて喜んでいる。ますます活躍していただきたい」と、山内さんを激励する言葉を送った。
 会場には、山内さんが毎年描き続けている干支(えと)を題材とする色紙額「丁酉(ひのと・とり)」と新作「錦秋」(4号)が展示された。
 山内さんは「錦秋」について「自信のある作品です」と紹介しながら、「これからもまだまだ頑張る決意」と述べて、参加者から多くの拍手を浴びた。
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