25日から「ジオガイド」養成講座

2017/02/07 00:01(公開)
準備会が企画して昨年12月11日に行われた茶臼山を会場にしたジオツアー(新城市鳳来寺山自然科学博物館提供)
 東三河8市町村でつくる「東三河ジオパーク構想推進準備会」は、将来的に自然遺産の紹介や保全活動に取り組む地域「ジオパーク」の認定を目指し、現場を訪れた人たちに魅力を案内をする「ジオガイド」の養成講座を今月25日に開講する。今回は座学が中心で、秋にはフィールドワークなど現地講習を計画し、公認ジオガイドを育てていく。
 ジオパークは大地の成り立ちと豊かな自然や歴史、優れた文化遺産などの見どころ「ジオサイト」として、地域で保全、整備して観光振興に生かしていく制度。東三河では8市町村が一体となって東三河県庁とともに構想を打ち出し、関係機関で推進組織を立ち上げて2020(平成32)年度に日本ジオパーク委員会に申請し、同年の認定を目指している。
 現在は8市町村でつくる準備会が組織され、新城市鳳来寺山自然科学博物館が事務局となって現地で見どころを伝える「ジオツアー」など周知に努めている。
 今後、魅力を対外的に伝える人材を育てようとガイドを養成することにした。今月25日に豊橋市民センターで初回を行い、7月15日まで計7回実施。座学が中心でジオガイドの役割や各地域の地形と地質、歴史や人々の暮らしなどを学ぶ。受講者は最終日に修了証が得られる。
 さらには秋に「ジオサイト」となる場所に出向いて現場での知識のほか、救命救急講習も受けてもらって現地で案内できるよう知識の取得を行ってもらう。
 現在、養成講座の受講生を募集している。受講料2000円。定員40人。締め切りは20日。問い合わせは新城市鳳来寺山自然科学博物館(0536・35・1001)へ。
(安藤聡)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 藤城建設 蒲郡信用金庫 さわらび会 虹の森 住まいLOVE不動産
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国