豊橋鬼祭「赤鬼と天狗のからかい」で最高潮

2017/02/12 00:01(公開)
大粒の雪が降る中で行われた「赤鬼と天狗のからかい」=安久美神戸神明社で
 東三河に春を呼び込む奇祭「豊橋鬼祭」が11日、豊橋市八町通3の安久美神戸神明社(平石雅康宮司)であり、辺り一面が真っ白い粉に覆われる中、赤鬼と共に若い衆がまく厄よけのタンキリ飴(あめ)に大勢の見物客が手を伸ばした。
 午後2時すぎ、祭のハイライト「赤鬼と天狗のからかい」が始まった。途中から大粒の雪も降り出したが、赤鬼がユーモアを交えながら天狗をからかうように挑発する無言の対決を見物人らが固唾を飲んで見守った。  
 追い詰められた赤鬼は「アーカーイー」の声と共に退散、被(かぶ)ると夏病みしないとされる白い粉とタンキリ飴を若衆が見物人らに向けて盛大にまき散らしながら、境内を駆け抜けた。
 見物人は、全身真っ白になりながら今年1年の健康を祈願。初参加の同市立松葉小3年の八木若葉ちゃん(9)と彩夏ちゃん(4)姉妹も全身に粉を浴びながらタンキリ飴を無事に拾い「楽しかった。飴はパパ、ママと食べる」と大事そうに持ち帰った。
(飯塚雪)
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