豊橋の紅久商店が愛知環境賞銀賞を受賞

2017/02/18 00:00(公開)
賞状とトロフィーを受け取った三浦専務㊥=名古屋市内のホテルで
 金属リサイクル大手の紅久商店(豊橋市神野新田町、三浦圭吾社長)は2017年愛知環境賞の銀賞を受賞、名古屋市のホテルで16日に表彰式があり、大村知事と環境パートナーシップ会長の水野明久中部電力会長から、同社の三浦裕司専務がトロフィーと賞状を受け取った。
 同賞は、環境対策に先駆的に取り組む企業や団体を表彰するもの。紅久商店は、パソコン、ゲーム機、携帯電話などの小型家電の金属リサイクルで、金属とプラスチックをほぼ完全に分ける技術を確立し、金、銀、鉄などの金属やプラスチックをほぼ100%再資源化できるようにした。この取り組みが環境負荷の低減と資源循環型社会の形成に大きく貢献し、業界をリードしていると高い評価を受け、受賞が決まった。
 三浦専務は「金属スクラップは都市鉱山とも言われる重要な資源。今後もリサイクル率を上げるとともに、旧来の概念にとらわれない新しい発想で高品質のリサイクル原料を作り出していきたい」と抱負を語った。
 同社は江戸時代、紅花商を営んだ後、1902年より金属リサイクル業を開始。2013年に施行された小型家電リサイクル法では、国指定第1号の認定業者になるなど、業界をリードしている。
(竹下貴信)
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