カルタ取りで学ぶ六条潟の生態系。豊橋市前芝校区市民館で大会

2017/03/20 00:00(公開)
勢い良く札に飛び込む参加者ら=豊橋市前芝校区市民館で
 豊川(とよがわ)の河口にある六条潟に暮らす生物を題材にしたカルタの完成を記念し、19日、豊橋市前芝校区市民館でカルタ取り大会があった。子どもたちは干潟の生態系を楽しみながら学んだ。
 カルタは、アサリの稚貝が多く湧き、多種多様な生物が暮らす干潟の生態系を知ってもらおうと、市民グループ「みなと塾」(加藤正敏代表)が市制110周年記念事業の補助金を活用し、1000部を作った。
 この日は、小学校低学年と高学年、大人の3部門に総勢42人が参加。5~6人のグループに分かれ、計3回戦い、合計の取得札数を競った。
 文字札には、六条潟に暮らすコメツキガニやアナジャコなどの生態を解説した札や、「蘇(よみがえ)る ハマグリ発見 大騒ぎ」など現状を伝える札もある。参加者は、完成したばかりの47枚の中から勢い良く「ハイ」と絵札を払っていった。 
 前芝小学校3年の河口紗梨さん(9)は「今度干潟に行ったら、カルタの生物の生きている姿を探したい」と話した。
 カルタは今春発売し、500部は東三河の小・中学校へ寄贈する予定。
(飯塚雪)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 藤城建設 光生会 住まいLOVE不動産 さわらび会 虹の森 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国