豊川市資源化施設の完工式

2017/03/22 00:01(公開)
空き缶の処理工程を見学する関係者ら=豊川市資源化施設で
 豊川市長草町の「豊川市資源化施設」で21日、完工式が行われ、地元町内会役員や近隣事業者、地元選出の議員や建設関係者らが出席し、テープカットなどで完成を祝った。
 市内のごみ処理能力を向上させる目的で総事業費16億円以上で完成。約1万5000平方㍍の敷地の北側には刈草・剪定枝(せんていし)処理施設、不燃ごみ・資源選別施設、計量棟、南側には古紙古布ストックヤードが建つ。
 すでに2月から試運転を開始し、今月1日から一般業者からのごみの受け入れも行っている。この日は刈草や剪定枝が機械で破砕され、再利用できるチップ(木くず)や堆肥に変わるまでの様子や、空き缶や瓶などを選別し、処理していく作業工程が公開された。
 年間で刈草2500㌧、剪定枝1500㌧、不燃ごみ1500㌧、瓶1300㌧、缶540㌧の処理能力を誇る。約700平方㍍の古紙古布ストックヤードでは年間で紙類8000㌧、布類800㌧を保管できる。
 専用フィルターを使った脱臭設備や防音も施されており、本格稼働から3週間近く経つが、今のところ近隣住民からの悪臭や騒音に関する苦情はない。山脇実市長は「これを機に環境に配慮した行政を推進していきたい」と話した。
(由本裕貴)
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