巨大地震に備え豊川市が三河湾に近い3カ所へ津波標識設置

2017/03/25 00:00(公開)
津波標識が設置された大塚国府線=御津町大草で
 豊川市は南海トラフ巨大地震で発生が予測される津波対策として、三河湾に近い3カ所に津波標識を設置した。
 設置したのは、いずれも理論上最大想定モデルを基にした津波浸水想定区域の境目と県道が交差する場所で、御津町大草西浜の県道大塚国府線、御津町泙野堀合の東三河環状線、伊奈町神田の県道前芝国府停車場線。
 標識には、海と向かい合う面に「津波浸水想定区域 ここまで」、逆面には「これより先 津波浸水想定区域」と、英語表記と共に記されている。
 理論上最大想定モデルでは、南海トラフ地震が発生すると、豊川市には高さ3・7㍍の津波が約70分で到達すると予測される。津波標識について、市は「あくまでも目安。避難する際は、設置場所よりもできるだけ遠く高い場所へ避難してほしい」としている。
 市は昨年度、津波浸水想定ライン上の市道33カ所に水色のカラー舗装で津波ラインも標示している。
(由本裕貴)
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