新城で長篠合戦のぼりまつり

2017/05/06 00:01(公開)
戦国絵巻を再現して行われた合戦行列=新城市長篠で
 第52回「長篠合戦のぼりまつり」(同まつり奉賛会など主催)が5日、新城市の長篠城址一帯で行われた。初夏を思わせる陽気の中、合戦行列や火縄銃演武などメインイベントが繰り広げられ、大勢の観光客が見入った。
 合戦行列は午前9時半に同市役所鳳来総合支所をスタート。武田、織田・徳川連合軍の武将や姫君と、今年はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にちなんで井伊直虎役にふんした計30人らが城址本丸まで約2㌔を練り歩いた。
 奥平貞昌軍の鈴木金七郎役を担った教員の杉浦徹さん(62)=同市作手=は金七郎の子孫として初めて参加。「とてもうれしい。先祖も顕彰されてきており、その存在感をもっと知らせていきたい」と感慨深げに話した。
 続いて式典では読教の中、まつり関係者や参戦将士の子孫らが焼香して戦没武将のめい福を祈った。
 火縄銃の演武では、地元の長篠・設楽原鉄砲隊、山形県の米沢藩古式砲術鉄砲隊日本前装銃射撃連盟、の各隊員たちが披露。甲冑(ちゅう)姿の隊員らは隊列を組んで、「ドーン」とごう音を鳴り響かせると、観客らは迫力ある銃声に圧倒されていた。
 ほかにも地元の鳳来中部小学校児童が「長篠合戦の歌」を歌い上げたほか、三河日置流雪荷派のメンバーが具足弓演武を披露した。
(安藤聡)
ごう音を鳴り響かせた火縄銃演武=新城市の長篠城址で
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