JA豊橋が「お田植祭」

2017/05/10 00:00(公開)
苗を植える早乙女に扮した女性職員=豊橋市野依町で
 JA豊橋(白井良始組合長)は9日、豊橋市野依町南丸山の宮内庁に献上する米を栽培する「斎田」で「お田植祭」を行い、早乙女に扮した女性職員らが苗を植えた。
 今年で125回を迎える愛知県農業祭献穀事業として実施し、毎年、県内各地の農業団体などが持ち回りで実施している。JA豊橋は2002(平成14)年以来。
 この日は、関係者と来賓の約90人が参加して神事が厳かに執り行われた。お田植の儀では、献穀者の白井組合長、女性職員の代表らが斎田の献穀田(300平方㍍)にコシヒカリの苗を植えた。
 神事後、お田植まつりがあり、早乙女の女性職員13人が白井組合長から受け取った苗を手にゆっくりと献穀田に入り、横一列に整列。地元の野依小学校の教諭が作詞し、6年生が歌う「野依お田植え唄」が流れる中、太鼓の合図で苗を丁寧に植えた。
 野依保育園の園児が、田植えを祝い、豊作を願いながら田植えの歌や、踊りも披露した。
 主催者を代表してJA豊橋の伊藤友之常務理事は「この早苗が秋にはたわわに穂をつけ、いくつも頭を垂れ、豊かな実りになることを願う」とあいさつした。
 今後、9月に刈穂祭、10月に選別式などがあり、米は皇居で行われる「新嘗(にいなめ)祭」に供えられる。
(中村晋也)
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