閉館した豊橋・名豊ビルでガス漏洩訓練

2017/05/13 00:00(公開)
ガス濃度を確認しながらビル内で要救助者を探す消防隊員=名豊ビルで
 ガス漏洩事故を想定した訓練が12日、豊橋市駅前大通2の名豊ビル本館であり、豊橋市消防本部と中部ガスが協力し基本動作を確認、連携体制を強化した。
 訓練は他に豊橋署と中部ガス不動産も参加し、総勢約90人で実施した。
 ビル地下1階の飲食店から都市ガスが漏れたとの想定。通報を受け、緊急出動した中部ガスの社員がバルブを締めてガスを遮断し、館内にいた客約20人を避難誘導した。
 一方、通報で駆けつけた消防隊員らは、送風し空気中のガス濃度を確認しながら、負傷して動けなくなった要救助者を探し出した。
 訓練後、市消防本部消防救急課の加藤充洋課長は「訓練の反省を生かし、市民のため任務を果たしてほしい」と訴えた。
 同ビルは4月末で閉館。15日から東三河の消防本部などが中高層火災を想定した訓練やドア破壊訓練などに活用する。
(飯塚雪)
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