豊橋市美術博物館友の会が総会

2017/05/17 00:00(公開)
あいさつする宮田会長=豊橋市美術博物館で
 豊橋市美術博物館友の会(宮田正人会長)の今年度総会が16日、穂の国とよはし芸術劇場PLAT研修室で開かれた。
 冒頭、宮田会長があいさつ。友の会創立30周年記念講演会「白洲信哉、日本の美を語る」が成功裏に終わったこと、100号を迎える会報発行では会の30周年とあわせて記念版を発行すること、美術博物館への設備の改修や充実に関する意見を上げていきたいことなどを語ったほか、同館の収蔵品が充実してきたことから「郷土作家の作品が周囲から注目を浴びるよう、意見をいただきながら手立てを考えたい。友の会が美術博物館を支える形でいろいろサポートしたい」とも話した。
 議事では、昨年度の事業報告並びに収支決算・監査報告や今年度の事業計画案・収支予算案を承認。事業計画では「漫画界のレジェンド 松本零士展」「ニッポンの写実 そっくりの魔力」など美術展の観賞をはじめ、二川宿本陣資料館見学、研修旅行、各種講座・イベント開催、会報発行といった6つの柱を打ち出した。また2年に1度の役員改選年にあたり、新任理事2人と、宮田会長や高須博久・須見テル子両副会長ら役員の留任が承認された。宮田会長は「新しい2人をお迎えし、2年間頑張って参りたい」と決意を述べた。
 総会後は記念講演会を開催。同会は23~25日に2泊3日の日程で、奄美大島への30周年研修旅行「昭和の若冲・没後40年 田中一村記念美術館をたずねて」を行うことから、事前勉強を兼ね奄美出身の塩津青夏・愛知県美術館学芸員を講師に迎え、「田中一村と奄美」と題した講演を聞いた。
(田中博子)
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